大洗磯前神社と私(若井 大介)

1.大洗との縁の始まり

 私の霊的世界との関わりは比較的新しく、2010年から始まりました。その年に大洗町に転勤してきた私は長野にて霊的世界と邂逅することから、人生観を大きく変えることになります。

 それは大洗町の霊的世界との関係が始まることを意味しました。2011年に青森に異動した後も関係は続き、私にとって大洗町を訪れることは巡礼を意味するようになったのです。

 ここでは最も縁の深い大洗磯前神社について、ごくごく私的な観点から霊的側面を書いてみようと思います。あくまでも私個人の意見ですので異論があろうとは思いますがご容赦下さい。



2.大洗磯前神社

 大洗磯前神社は大洗町にある海に面した神社で本殿と拝殿は山上にあります。海岸は荒磯で海岸にある鳥居の写真は有名です。 HPから由来は次の通りです。


『文徳実録』によると、文徳天皇の斉衡3年(856)12月29日に常陸国鹿島郡大洗磯前に御祭神大己貴命・少彦名命が御降臨になりました。里人の一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と託宣され、ここに当社が創建されました。翌天安元年8月には官社に列せられ、更に10月には「大洗磯前薬師菩薩明神」の神号を賜りました。


 ここで薬師菩薩様の名前が与えられたのは救済の神様の意味があったのでしょう。 少比古奈命様は薬の神で有名であり、同じ神様を祭ったひたちなかの酒烈磯前神社とは対になっています。

 私は霊的世界との邂逅を果たした後、感覚に従って大洗磯前神社に訪れるようになりました。この神社において特に神聖と思われる場所は神社前の神磯です。特に日の出の瞬間は身震いするほどの気に包まれます。神々のありようは様々ですが、ここは厳しくも暖かいものを感じます。

 日が昇るにつれ、その中心は本殿に移ります。その後夕方まで留まりますが日が沈むと去られます。

 また、拝殿前の鳥居からは海が見え、そこから風が吹いてきます。この風には私はいつも元気を頂いています。境内の中はこの癒しの風に包まれています。多くの人が居心地の良さを感じると思います。私はこの風は東から大洗の神様がもたらした浄化の風だといつも感じています。


 あまり知られてはおりませんが、社務所の中に水が湧き出る場所があります。社務所の方にお伺いしたところ、水を汲むことは可能です。すばらしい気に包まれた水であり、いつもお祈りしながら頂いております。



3.清良神社(青龍神社)

 拝殿下に大鳥居があり、その途中に脇道があります。そこには清良神社という社があります。

 ここは竜神様を祭った社で由来はここで命を落とした武士を祭ったものから様々なようです。社の奥には池があり、神職の方によればここは昔眼病に聞く水で有名であったそうです(当時は山上から滔々と水が流れてきたそうです)。

 私はここの竜神様には大変ご縁がありました。震災前池周辺は大変荒れており、大事な場所であるのにと残念に思っておりました。ところが、ある時私の友人が参拝の際、ここを清掃し清めたいと言ったのです。友人は仲間を集めて池周辺を清掃する計画を立てました。私もご縁ある神職の方に計画を話し、宮司様に友人を紹介しました。幸い宮司様の了解を得られたので、池周辺の清掃を実施することができたのです。その後、池周辺は見違えるほど綺麗になりました。震災の際には水不足になりましたが、境内から湧き出る水が大洗の人々の飲用水になったと聞いております。竜神様の加護があったのでしょう。ありがたいことです。



4.浅間神社(お富士神社)

 大洗磯前神社からはちょっと離れますが、ご縁ある神社なので触れておこうと思います。

 ここは大洗町大貫町の山上にある小さな社です。御祭神は木花咲耶姫様ですが、私は大地の神様(国之常立神様)だと思っています。大洗の大久保氏の書籍によればここは昔大洗の人々の信仰厚い場所だったそうです。現在は大洗磯前神社の神職の方が管理をされています。

 2010年の時はたびたびこの神社に呼ばれ、参拝していました。大洗磯前神社の水を清めの水として持参したのを覚えています。ここからいつも国之常立神様の存在を感じていました。震災の際は奥宮が崩れてしまい残念に思いつつも、大地の神様がもた

らす凄まじさに呆然としておりました。なお、大久保氏のよると戦前5歳の男の子がこの神社で以下の真言を唱えながら無病息災を祈る行事があったとのことです。


「サンゲ(散華)、サンゲ、ロッコンショウジョウ(六根清浄)、 オシメニハツタケ(御注連縄に初竹)、コンゴウドウジ、 フウジウセンゼンノ(富士浅間の)、ダイボサツ(大菩薩) イイヂライ(一次礼拝)ナムキミョウチョウライ(南無帰命頂礼) サンゲ、サンゲ ロッコンショウジョウ」


5.最後に

 縁あって大洗に住み、霊的世界との邂逅、震災と大きな事件を体験しました。 個人的にとても思い入れのある場所であるとともに、霊的場としてもすごい場所であると強く感じます。大洗磯前神社の由来通り、大洗は東から救いの風が吹く土地です。この風は日本国内を通り抜けて浄化をもたらす風です。大洗磯前神社は鹿島神宮とも縁が深く、大地とも繋がっております。最近はアニメの影響もあり、多くの人が訪れています。この浄化の風が多くの人にもたらされることを祈ります。


2017.3.17


著者|若井 大介


登録者|若井 大介(ONCA)